専門職インタビュー
堀田あかね(仮名) 看護師(5年)
年齢も経験も様々な中で、いろいろな考え方や、とらえ方もあり、学びの多い職場だと思います。わからないことは教えあい、互いに相談もできる、私にとって有難い環境です。また、家の事や子どものことなども相談できる仲間がいるので主婦にとっても働きやすい職場です。
- 【入社した動機】
離職中に子育てをしながら復職について悩んでいる時に、復職支援研修に参加したときにおきなの杜を知りました。子どもの学校のPTA役員をしていることを話すと、少ない日数からでも良いと、自分の生活に合った働き方を提案してもらい有難く感じました。実際に見学に行き、働いている主婦の方や子育てをされている方も多く安心感がありました。また、おきなの杜は奈良県では数少ない看取り看護を取り入れた施設でもあり、看護師としてその人の最期に関わることができ、自分も成長できると思い入職しました。
- 【仕事のやりがい】
その人らしい生活を送っていただけるよう医療的な立場として、健康状態の管理を担い、他職種の方々と連携してケアにあたっています。また、看取り看護では、ご家族の想いと入居者の気持ちのすり合わせも時には必要になります。病院とは違い、生活の中で入居者一人ひとりにあった適切な医療とは何か、と日々自問自答しています。
- 【お休みの日は何をしていますか】
子どもたちの試合を見に行ったり、有給休暇を利用し遠方へお出かけをしたりもしています。家では、今しかない子ども達との時間を大切にしています。また、いつか自分の時間ができたら、してみたいことや行ってみたい場所などの情報収集をすることが最近の楽しみです。そして、趣味の一つとして、毎朝庭で育てている野菜やお花、お部屋の観葉植物にお水をあげることが、気持ちをリセットできる心地よい時間になっています。
- 【今後の目標】
年齢を重ねるにつれ、いろいろな病気を患い、その人らしい生活を送ることが難しくなっていく中で、入居者の笑顔を多く引き出せる、そんな看護師になりたいです。
- 【求職者の方へメッセージ】
4人の子どもを出産後、復職するまでに数年間のブランクがありました。子育てとの両立は大変と友人からも聞いていましたが、看護師をしていた自分を捨てきれず、もう一度、看護師として働きたいと思い、復職支援研修でおきなの杜に出会いました。病院で働いていたときは、業務に追われていましたが、今は入居者とゆっくりと接する時間があり、人のあたたかさを感じています。ブランクのある方でも思い切って飛び込んでみてはどうでしょうか。その先にある達成感ややりがいの方が勝ると思います。